物語から『覚悟』が滲むとき

読書ラボ
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『覚悟』は声高に叫ばれない。
『覚悟』は沈黙にほど宿っている。

物語でもそう。キャラクターが見せてくれる『覚悟』は、時には行動で、時には内省で語られて、とても静かでゆっくりと流れている。

それが物語の空気を少しだけ変えている。たとえ主人公から垣間見えなかったとしても、周りの誰かが葛藤して、いつしか変わっている。

読者はそんな距離を受け取りたいし、そんな気持ちを共有したい。そして、キャラクターから滲んだ『覚悟』が読者の胸に深く染み込んで、過去と照らし合わせたり、未来の選択になったりと、物語の意味を形にする。

すると気が付けば、その物語が近くに感じられ、いつの間にか他人事ではなくなっている。
それが『覚悟』が滲む物語なのかもしれない。

以上

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