それは伏線の回収なのか?
それとも勝負の臨場感なのか?
派手な展開に心を動かされたいのか、静かに意味を感じ取りたいのか、答えようとしても意外と難しい。少なくとも、物語を通じて心のどこかが動いたことに他ならない。考えてみると、奥深いことなのかもしれない。
では、日常で驚くことって何だろう?
たとえばニュースの一幕なのか、スポーツの結果なのか、色々とあるのかもしれない。しかし歳を重ねると、少しずつ驚くことが少なくなるのも事実。きっと、どこかで感じたことがらが段々と多くなっているからなのだろう。でも、やっぱり驚くところでは驚く。たとえ予想が出来ていたとしても、やはり驚いてしまうのだ。
それは、かつてほどの衝撃ではないかもしれない。しかし予定された衝撃でも、心が勝手に反応してしまう。これは物語でも同じ、「きっと、こうなるんだろうな」と思っても心が動けば、やっぱり驚いてしまう。
それは、結果ではなくて、驚くまでの過程を楽しんでいるから。そして予定通りに驚くことで、なぜだか安心してしまうということだろう。
ならば、私たちは何を求めているのか?
それは――
登場人物と一緒に衝撃的な体験をしたいのかもしれない。
登場人物とシンクロして心から『驚き』たいのかもしれない。
そして、心が動く物語を求めているのかもしれない。
その答えは誰にもわからない。いや、物語に求める『驚き』は十人十色で、答えを求めるのも野暮だってことは言うまでもない。
みなさんはどんな『驚き』を求めているのだろうか?
以上

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