物語が理解できないのはなぜ?小説がわからない理由を考えてみる

物語ラボ
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物語を読んでいて、「よくわからない」と感じたことはないだろうか。
登場人物の行動の意味がわからなかったり、物語の展開についていけなかったりすることもある。

本や小説が好きな人にとっては当たり前の体験かもしれないが、物語に慣れていない人にとっては「理解できない」という感覚そのものが不安になることもあるだろう。

もしかすると、自分には物語を読む力がないのではないか。
そう思ってしまう人もいるかもしれない。

しかし、物語が理解できない理由は、必ずしも読者の能力だけではない。
むしろ、物語というものの性質そのものに関係している場合も多い。

今回は「物語が理解できない」と感じる理由について、よく言われている通説を整理してみたい。

物語が理解できない理由(よくある通説)

物語が理解できない理由として、一般的にいくつかの要因が挙げられている。

  1. 登場人物が多い
    物語には複数の人物が登場することが多い。
    名前や関係性を覚える前に新しい人物が現れると、誰が誰なのかわからなくなり、物語の流れについていけなくなることがある。
  2. 背景や設定が理解しにくい
    ファンタジーやSFなどでは、現実とは違う世界観やルールが存在する。
    その設定が十分に理解できないと、登場人物の行動や出来事の意味がわかりにくくなることがある。
  3. 行間を読む必要がある
    物語では、すべてが説明されるとは限らない。
    登場人物の気持ちや意図が直接書かれていない場合、読者が想像して補う必要がある。
    この「行間」を読むことが難しいと感じる人も少なくない。
  4. 物語の構造が複雑
    時間が前後する構成や、複数の視点で進む物語などでは、全体の流れを把握するのが難しくなることがある。
    その結果、どこで何が起きているのかわからなくなり、「理解できない」と感じてしまうこともある。

このように、物語が理解できない理由には、登場人物や設定、構造など、さまざまな要因が関係していると考えられている。

物語は理解するものではない

「物語は理解するべきなのか?」
私がそう問われたならば、
「そんなことはないよ」
と、迷わず答えるだろう。これは作者としての私でも、読者としての私でも、その答えは変わらない。

通説では色々と言われているが――少し考えてみて欲しい。

物語の登場人物が1人や2人というケースの方が稀なのでは?
ファンタジーやSFの世界観を完全には理解できないのが普通では?
物語、特に小説には行間は少なからずあるのでは?
物語の構造が複雑なのもよくある話では?

上記の答えはすべてイエスとなるに違いない。しかし、だからと言って理解しなければならないかというと、そうでもないと思っている。

何かわからないけど「読んでいて面白いなぁ」「この感じ好きだなぁ」で終わるも良し。深く理解して、考察するという楽しみ方もまた良し。なのではないかと感じてしまうのだ。

要は、理解できないからダメだとか、良くないとかそういうことではない。楽しめるなら、それで良いというのが本来の物語への向き合い方ではないかと筆者は信じている。

まとめ

今回は、物語を理解できない理由を紐解いて、筆者の思いを述べた。

物語は――
理解するのではなく、感じるもの。
理解が進むのなら、より味わい深い。

そういう向き合い方の方が、
物語をより楽しめるのではないかと感じている。

以上

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