小説が面白くないと感じる理由|通説と読書体験から考えてみる

物語ラボ
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小説を読んでいて、「この小説、面白くない」と感じたことはないだろうか?
評判の作品を読んでみたのに途中でやめてしまったり、最後まで読んだけれども何が面白いのかよく分からなかったりすることもある。

本が好きな人からすると、「面白くない小説なんてあるの?」と思うかもしれない。しかし、読書に慣れていない人にとっては、小説という形式そのものが少し難しく感じられることもある。

もしかすると、「自分は小説が向いていないのかな?」と感じてしまう人もいるだろう。

だが、小説が面白くないと感じる理由は、必ずしも読者の問題とは限らない。むしろ、小説という物語の特徴そのものが関係している場合も多い。

今回は「小説が面白くない」と感じてしまう理由について、よく言われている通説を整理してみたい。

小説が面白くない理由|よく言われる通説

小説が面白くないと感じる理由として、一般的にはいくつかの要因が挙げられている。

  1. 登場人物や設定が理解しにくい
    小説には複数の人物が登場することが多く、それぞれの関係性や背景を把握するまでに時間がかかることがある。特にファンタジーやSFの作品では、世界観そのものが現実とは大きく異なるため、設定を理解する前に物語が進んでしまい、読者が置いていかれることもある。
  2. 文章中心の表現に慣れていない
    映画や漫画と違い、小説は基本的に文章だけで物語が進む。そのため、情景や登場人物の動き、心情などを頭の中で想像しながら読む必要がある。この想像の作業に慣れていないと、物語に入り込みにくく、「あまり面白くない」と感じてしまうこともある。
  3. 展開がゆっくりしていること
    小説は登場人物の心理や背景を丁寧に描くことが多く、事件や出来事がすぐに起こるとは限らない。そのため、物語の導入部分が長く感じられ、途中で読むのをやめてしまう人もいる。

このように、小説が面白くないと感じる理由には、登場人物、文章表現、物語のテンポなど、さまざまな要因が関係していると考えられている。

小説が面白くない理由|筆者にとってはどうなのか?

私にとって、小説が面白くないと感じる理由は何だろうか?
通説と照らしあわせて考えてみよう。

  1. 登場人物や設定が理解しにくい
    これは、小説に限ったことではない。アニメであったり、ドラマであったり、映画であったりしても同じことが言えるだろう。そこで、正直こじつけのようで、真の理由とは言いがたい。
  2. 文章中心の表現に慣れていない
    これは確かにある。私も二十歳くらいまでそうだった。でも、克服した。そのキッカケは通説③の考察で述べるとして、方法は至って単純だった。それは――
    『映像化されている小説を読んでみること』
    である。すると、すでに頭にイメージが出来ているので、文章中心でも頭の中で動画が動き出す、そんなイメージになるのである。
  3. 展開がゆっくりしていること
    これも確かにある。かつ漫画や映像作品と比べると刺激も少ないことは致し方ない。しかし、ある時、私は気が付いたのだ。
    『小説って、漫画よりコスパが良くないか?』と。
    小説は一冊の密度が濃く、ゆっくり動くことも多い。だから小説は漫画やアニメと比べて長く楽しめるのだ。そんな気づきが今に繋がってるのかもしれない。

ということは、小説が面白くないと感じる理由は――
想像力を働かせて、文章からイメージを作れていないこと。つまり、小説を「読む」のではなく「眺めている」状態なのかもしれない。

小説を楽しむには想像力も重要です。文章からイメージを作る力については、こちらの記事でも紹介しています。

まとめ

今回は小説が面白くない理由を、通説に筆者の体験を加えてそれぞれまとめた。
小説が面白くないと感じる理由は――

  • 文章に慣れていない
  • 想像の習慣がない

という場合が多いかもしれない。そのため、もし小説を面白く感じられないなら、映像化された作品から読んでみるのも一つの方法だろう。

以上

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