小説を書くとき、多くの人は構成の作り方、キャラクターの立て方、文章の書き方などの「やり方」を探すと考えられる。
けれど、その前に一度だけ立ち止まって、考えてみてもいいのかもしれない。
――小説を書くとは、何を考える行為なのか。
この記事では、創作ラボ全体の構造を通して、その問いを整理していく。
創作は「技法」で語られやすい
創作に関する情報の多くは、技法として語られる。
- プロットの作り方
- 伏線の張り方
- キャラクター設計
もちろん、それらは重要である。
しかし、技法だけでは
――なぜそれを書くのか?
という部分が抜け落ちてしまう。
つまり技法は創作そのものではなく、手段だとわかる。
創作ラボの考え方:設計としての創作
創作ラボでは、小説を書くことを「設計」として捉えている。
まず考えるべきなのは――
小説を書くとは何を設計することなのか?
という問いである。
ここでは、
- テーマ
- 設定
- キャラクター
これらを順番ではなく、循環する関係として捉えられる。
詳しくは以下の記事で解説している。
設計の柱(構成・文体・視点)
次に扱うのは、物語を形にするための設計の枠組みである。
- 構成
- 文体
- 視点
これらはテクニックというより、物語の見え方を決める骨組みにあたる。
創作ラボでは、それぞれを記事として整理し、設計の考え方を確認できるようにしている。
表現の柱(揺れと幅)
設計の柱を踏まえたうえで、次に見えてくるのが表現の幅である。
同じ構成、同じ視点であっても、
言葉の選び方やリズムによって、
物語の印象は大きく変わる。
ここでは、表現を技法に分解しすぎず、揺れや幅として捉えていく。
想像力という前提
表現を考えていくと、必ず行き当たるのが想像力である。
なぜ表現には幅が生まれるのか?
なぜ読むことが創作につながるのか?
創作ラボでは、想像力は創作と読書をつなぐものとして位置づけ、ここから先は読書体験へと視点が移っていく。
まとめ
創作ラボは、技法を並べる場所ではない。
創作に迷ったとき、「やり方」を探す前に、
――何を考えるべきか?
を整理するための場所である。
すべての記事は、この問いに立ち返るために設計されている。
以上

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